「妊婦検診で体重の増えすぎで注意されちゃった!」
というケースは、妊婦さんにはよくありがちです。
それでは、体重を減らすためには何をすればいいのでしょうか?
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出産までの体重増加のOKラインは?
妊娠中の体重増加の目安は妊娠前のBMIで測定できます。
BMIとは、「体重(kg)÷身長(m)×身長(m)
で出す体格指数のことです。
体格区分(BMI) | 出産までの推奨体重増加 |
やせ (18.5未満) | 9~12kg |
普通 (18.5~24.9) | 7~12kg |
肥満 (25以上) | 5kg |
ダイエットでカロリーを抑えてはダメ!?
ダイエットのために今夜の炭水化物を無くそうとした方!
実は、妊娠中に摂取カロリーを減らすことは良くありません!
当然のことですが、おなかの赤ちゃんが必要としている栄養は
お母さんが 口にしたものから作られます。
お母さんがきちんとバランスよく栄養を摂ることが大切です。
野菜や果物はもちろんお肉や卵などのたんぱく質や、白米などの炭水化物も
抜くことなくしっかり食べましょう。
年齢や、体型、運動量によって摂取カロリーの目安は違いますが
20代女性の場合は1日1800kcalを目安に一日3食しっかり食事をしましょう。
【妊娠中のダイエット、食事と運動について】
毎日の運動で目指せ安産!
ダイエットは毎日できるウォーキングやストレッチで無理なく身体を動かすことを
心がけましょう!
ウォーキング
歩く時に骨盤周りの筋肉を意識し左右に踏み出す歩幅も少し大きめにしましょう。
筋力・体力アップ、関節の動きがスムーズになる為、安産が見込めます。
夏場は日差しの弱い夕方、逆に冬場は、暖かい格好で日中、など時間を決め
同じ時間に歩くと習慣にもなりやすいですし、胎児の生活リズムも整います。
入浴時のストレッチ!
入浴時は、お腹の重みを感じることなく体を自由に動かせるチャンスです。
湯船の中で体をひねったり、足を曲げ伸ばしたりして、日頃なかなか動かせない部分を ストレッチしましょう。
入浴後もストレッチ!
入浴後は体も温まっており、消費カロリーも見込めます。
妊娠中の腰痛がひどくなる前から、ドライヤーで髪を乾かしながら腰を左右に数回
まわしてみたり、歯を磨きながら爪先立ちを30回する…などのながら運動を増やしていきましょう!水分補給も忘れずに!
最後に・・・
ご紹介した内容は「それだけなの?」と思う方もいるかも知れません。
ですが、体重増加ばかり気にして母体や胎児に影響が出ては元も子もありません。
妊娠中は、ダイエットとはいえ体重を減らすことを目標にするのではなく
主治医や助産師と相談しながら出産までの増加体重を減らすことを意識して
激しい運動は避けましょう。
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