5月に入り、早くも夏日が続いていますね。
7~8月の夏本番に向けて何か暑さ対策が出来ないかお考えの方へ!
今回は涼しくて、環境にも良いグリーンカーテン(緑のカーテン)をご紹介します。
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グリーンカーテンって?
ゴーヤやアサガオなどのツルが長く伸びる植物を、日差しを防ぐカーテン風に
成長させたものです。
小・中学校や近所のお家で目にすることも多いのではないでしょうか?
緑のカーテンとも呼ばれています。
見た目が涼しげなだけではなく、根から吸い上げた水分を葉から蒸散させる為
すだれや布カーテンなどよりも周囲の放射熱が少なくなり
周囲の気温が、わずかではありますが下がります。
また、日差しを遮りつつ、グリーンカーテンの間から心地のよい風が吹けば
家の中に居ながら森林の中にいるかのようなリラックス効果も期待出来ます。
グリーンカーテンの作り方
ツル性植物には、ゴーヤ、ヘチマ、ヒョウタン、アサガオ、キュウリ、アケビなど
様々な種類がありますが、今回は育てやすく且つ花が咲き、実も生る
「ゴーヤ」でのグリーンカーテンの作り方を紹介します。
《準備するもの》
・ゴーヤの苗
(種からだと発芽が難しく、今から植えても成長が少し遅れてしまう為、
夏真っ盛りにカーテンが完成しない可能性がある為、苗を使用して下さい。)
・市販の野菜用の土と肥料
・プランター(底が深いもの)
・10cm角の園芸用ネット、支柱
【土づくり】 (土がなじむ為に、植え付けの1~2週間前にやるのがベスト)
1. プランターの底に大玉の鉢底石を入れます。
(水はけを良くする為。深さはだいたい5~7cm程度)
2 .市販の野菜用土(赤土でも可)と苦土石灰を7対3ほどの割合で 混ぜたものを
入れる。※土は毎年新しいものを使用する。
3 .徐々に養分が土にいきわたる「緩効性肥料」を1つのプランターに対し
一つかみ加え、混ぜます。
【植え付け】
1 .苗と苗の間を30~40cm間隔で植える。
2. カーテンを作りたいところの上部(例:窓枠につっかえ棒などをする)もしくは
左右に支柱をたて上下左右たるみのないようにネットを張る。
※成長した時にカーテンは結構な重さになります。
また、強風にも耐えられるようにするためネットは頑丈に張って下さい。
ここまで、ゴーヤが元気に成長する為の植え付けに関する説明は終了です。
上手な水やり
水やりをするのに最も適しているのは朝です。
これから1日太陽の光を浴びてぐんぐん成長するために水分をたくさんあげましょう。
雨の日の水やりはお休みしてください。
また、養分がたっぷりつまっているお米のとぎ汁をあげても良いです。
梅雨が過ぎ、日差しの暑い夏場は夕方になっても葉のしおれが回復していない時は
もう一度水やりをして下さい。
また、時々、緩性肥料を与えたり、乾燥対策のため木のチップなどを土の表面に敷いてもOKです。
次は、苗が生長したら行ってほしいポイントをご紹介します。
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【グリーンカーテンの作り方、ゴーヤの摘芯を画像付きで紹介】
上手なカーテンづくりのポイント
【摘心(てきしん)】
苗が10cm程度伸びネットに絡み始めたら苗の先(先端の芽)を摘み取ります。
これを行うと摘み取ったツルのわき目から新しいツルが出て、
より高く広いカーテンになります。
【誘引(ゆういん)】
摘心後、新しく出てきたツルをビニール紐などでV字状にネットに貼り付けます。
この際、あまりキツく結びすぎるとツルが成長しにくくなってしまうので
ゆるめに貼り付けます。
こうして横に誘引してあげることにより、ネットの端まで葉で覆われたカーテンを
作ることが出来ます。
葉が多くなりすぎてしまったところは、間引いてあげるとちょうど良く日差しを
通すカーテンになります。
成長に応じて適宜、摘心と誘引をしていってあげてください。
3ヶ月もすれば立派なグリーンカーテンの完成です。
グリーンカーテンでエコ生活!
気軽に楽しめる家庭園芸のグリーンカーテンのできるツル性植物は、小中学校の植物の成長を学ぶ教材として使われているだけではなく、地球温暖化対策として各地の
市町村でも推奨されています。
自分が大切に育ててきた植物が生長する過程をみていくのも楽しいですし
実が成れば美味しく食べることも出来ます。
家庭園芸に興味がある方は、今からグリーンカーテンを準備して、
今年は涼しげな夏を迎えてみてはいかがでしょうか?
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