あなたは野菜栽培に興味はありますか?
備品をいろいろ揃えるとお金がかかり
毎日のお手入れが面倒とお考えの方へ。
実は、園芸用品はそこまで値も張らず購入出来るんです。
しかも、野菜を育てれば、家計の助けにもなるんです。
今回は、春・夏シーズンにくらべて育てやすい秋の園芸について
初心者向けのおススメ野菜や必要なアイテムについてご紹介いたします!
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秋から始めるのがおススメな理由
家庭栽培と聞くと、春に植え、夏に収穫というイメージがありますが
実は秋のほうが家庭栽培初心者には おススメのシーズンなのです。
理由は2つあり
1つ目は、虫が少ないので野菜が病気になりにくいこと。
夏場にはよく、葉にコバエなどの虫がたかってしまい
特に葉物の野菜は完全にダメになってしまいます。
2つ目は涼しい環境で園芸作業ができることです。
ベランダや庭先でできる園芸と言えども、支柱を立てたり
水をあげたり肥料をまいたり・・・外での作業は意外と多いものです。
秋の涼しい天候の中で作業できた方が毎日の園芸生活が
億劫にならずに続けられますよ。
秋から家庭園芸をはじめる方におススメな野菜
【ジャガイモ】
通常、ジャガイモは種ではなく芋から育てます。
市販の食用ジャガイモはウイルス病に感染していて発芽しない場合が
ありますので種芋を使って育てましょう。
値段もお手頃で500g、500円程度。通販などで販売いますので
探してみて下さい。
参考HPでは8月下旬からの植え付けと記載されていますが
それ以降でも問題はありません。
【上手に育てるポイント】
1.ジャガイモが良く育つように深めのプランターを使用。
2.一かけら30~40g程度になるように切り分け
その際に、切った切り口を必ず乾燥させる。
この処理をしないと切り口から雑菌が入り腐食します。
3.種芋の切り口に化学肥料が触れると肥料やけをおこすので注意。
4.土寄せをしっかり行う。芋が緑色になるのを防ぐだけでなく
通気性と水はけが良くなり腐敗を防ぐなどのメリットもある。
5.発育の良い芽を選び、それ以外の芽は取り除く。
これを間引きではなく、芽かきと言います。
芽かきをしないと芋はたくさん出来ますが
サイズが小さく調理がしにくいジャガイモになってしまいます。
【参考サイト】
下記に詳しい園芸方法が記載されていますので、ご覧下さい。
https://www.iris-saien.com/akiengei/potato.html
【スナップエンドウ】
収穫までに200日かかりますので、ジャガイモと比べ
長く園芸を 楽しむことができます。
誘引したり、追肥をしたりなど園芸らしい作業が必要ですので
マメ(?)な人におススメな植物です。
低温に強いので、発芽しなければ種まきからやり直すことも可能です。
ただし、(地域にもよりますが)1月~2月の寒さが厳しい季節は避け、
3月頃まで待ちましょう。
【上手に育てるポイント】
1.種まきのときに、種と種との間隔をきちんとあけること。
2.肥料が多すぎたり、(種のすぐ上など)肥料を施す場所が
近すぎたりすると発芽しなくなってしまう。
3.追肥の化学肥料は、窒素成分が低めのものを選ぶ。
4.2回目の追肥を行った後は、土よせをするとなお良し。
5.ツルありとツルなしのものがあるがツルありの方が実が多く付く。
6.枝が混みすぎると、日当たりや風通りが悪くなったり
実の栄養にバラツキが出たりする為 中心となるツル以外 摘心する。
7.虫が付いたら、収穫前日までならば殺虫剤を使用してもよい。
【参考サイト】
https://www.iris-saien.com/akiengei/podded_peas.html
【ホウレンソウ】
ビタミンや鉄分など女性に嬉しい栄養成分がたっぷり含まれていますので
家庭菜園を始めたいと思っている方に是非、育てて欲しい野菜です。
そして、メリットがその発芽の早さで種まきから40日で収穫が可能です。
ほうれん草には、秋まきと春まき用の品種がありますが、
秋まきのほうれん草の方が味も良いのでおススメです。
秋まき用の品種は「トライ」「リード」「オーライ」「メガトン」
「アトランタ」「新日本」「次郎丸」「豊葉」など。
【上手に育てるポイント】
1.種が硬い殻に覆われているので種をガーゼに包み1~2晩程度
水に浸しておくこと。そうすることにより
殻が柔らかくなり 発芽しやすくなる。
2.種が流れてしまうので、種ををまく前に土に水やりをする。
3.発芽するまで乾燥を防ぐため新聞紙をプランターにかけると
だいたい1週間ほどですべての発芽が揃う。
揃えば、新聞紙を取り日光に当てて育てる。
4.間引いたあとは、株間の間を6~7cm間隔あけ植え直す。
5.葉物野菜は害虫にとても弱いので、プランターの隣に
ビールや米のとぎ汁を置くなどしてしっかりと害虫対策を行う。
【参考サイト】
https://www.iris-saien.com/akiengei/spinach.html
【参考動画】
https://youtu.be/kK4yqOI4jTE
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【秋の野菜栽培、プランターで家庭菜園に挑戦しよう!】
必要な園芸アイテム
・プランター
収穫量や、野菜の種類にあわせたものを使用しましょう。
繰り返し使える上、大きさがあるものでも
500円以下で購入できるものがほとんどです。
一緒にプランター用の受け皿があったほうがよいでしょう。
・培養土
花・野菜用の培養土を使いましょう。
種類が多く、悩んでしまった際には育てたい野菜の種類などを伝え
お店の人におススメの土を確認しましょう。
・スコップ
作業をする際に必須なアイテムです。
作業用の手袋もあるといいでしょう。
爪の間に入った土は石鹸で洗っても取れにくいものです。
・ふるい
スコップだけではできない、ふんわりと均一に土をプランターに
まくことができるアイテムです。
やわらかい土壌のほうが根の面積は大きく育ちます。
・肥料
土づくり作業や追肥の際に使用します。
動物の糞から作った有機肥料や化成肥料など種類が多くありますので
土選びよりも肥料選びの方が悩んでしまうでしょう。
有機肥料は効果が長持ちしますがニオイがあり害虫が発生しやすいです。
化成肥料は病害虫の被害は受けにくく効果に即効性がありますが
水に流れやすく持続性が低い点や与えすぎると濃度障害を起こしたりする点で
初心者向けではないかと思われます。
しかし、これらは個人の好みですので購入する際に
お店の人と相談して野菜や自分に合った肥料を購入しましょう。
・じょうろ
水まきの際に使用します。
デザインのオシャレでかわいいじょうろが通販サイトなどで
販売しているので、探してみて下さい。
キュートな商品のに思わず心躍ってしまいます。
特にこだわりがなければ使用済みペットボトルなどでも代用可能です。
まとめ
今回は初心者向けの簡単にできる野菜栽培をお伝えいたしました。
家庭での野菜栽培はこだわるほど育てた植物に愛着が湧きますし
手作りの野菜が美味しく感じられることでしょう。
最初は興味が無くても、実際に始めてみればハマってしまい
おいしい野菜が出来たのがきっかけで
に日々研究している方も少なくありません。
ご紹介した種まきの季節は、目安ですので
皆さんのお住まいの地域や気候の変化に合わせ栽培を始めて下さい。
今回は詳しくご紹介しませんでしたが秋・冬とはいえ
害虫対策は怠ってはいけません。
下記URL記事も参考にして園芸生活を始めてみましょう。
https://www.iris-saien.com/buz/
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